今までの蓄光顔料は、水に弱く空気中の水分でも加水分解により5年・10年の長期使用が不可能とさており、屋外での使用は出来ないとされてました。
弊社の防水蓄光看板「ルミマーク」は耐水・耐湿性に焦点をあて開発・製造された耐水性顔料ですので、屋外でも長期間ご使用いただけることができます。防水はもちろん、耐温性も飛躍的に向上した蓄光顔料により、蓄光を屋外で利用するシーンが格段に広がり、人々の安全性の確保に役立ち、光や電源がなくても表示が目視できる環境を作ることが可能となります。
基本的に照度が高いほどよく光りますが、光源の波長によっても変わります。特に自発光体は紫外線でより励起（光えおたくわえること）しやすく、光源としては、太陽光やブラックライトによる照射がより光らせることができます。自発光体自体は無機質で構成されており、高温によって焼成されていますので通常の使用において化学的に安定しており、紫外線によろ劣化の心配はありません。従って、基本的に寿命は非常に永く、安定した使用であれば何回でも光の吸収・発光を繰り返します。
JIS規格に安全標識板JISZ9107-1998の規格があります。この規格は、人への危害及び財物への損害を与えること故並びに災害を予防し、また、事故、災害発生などの緊急時に際し、救急援護、避難誘導、防災活動などが速やかに対応できるように、安全に対する警告、指示、情報などを視覚的に明確に伝達する蓄光安全標識板等の性能、材料、及び試験方式について規定したものです。
※ドイツの工場規格に長残光性顔料と製品DIN67510の規格があります。肉眼で観測できる輝度の限界は0.3mcd/㎡とされています。また、輝度の目安は次の表のとおりです。